HENNA
ヘナってなぁ~に?
ヘナとは北アフリカ、インド、パキスタン、ネパール、スリランカなどで広く自生している低木。
日本ではミソハギ、指甲花、マツクレナイと呼ばれています。
へナの葉にはローソニアアルバと呼ばれる
オレンジ~赤オレンジに染まる色素があります。
白い髪は染まりますが、ブリーチ剤やジアミンなど化学物質は入っておりません。
そのため・・・
黒い髪の色素の方が強いため、黒い髪にはほとんど色は付きませんが、
太陽の光の下ではほんのりオレンジっぽく見えます。
ブラウン~ダークブラウン、黒っぽく染めたい方は
ヘナにインディゴ(木藍、ナンバンアイ)という青色の色素を持つ天然の染料を混ぜたり、
ヘナの後に2度染めしたりして赤み(オレンジ)を押さえることもできます。
へナのローソニアアルバという色素が髪のケラチン(タンパク質)に絡み付いて色素が定着します。
そのためキューティクルが補修され髪にハリやコシがでます。
またメヘンディアートとしてへナで肌に模様を描くことがお祭りや結婚式などに欠かせないものとされ
邪悪なものから身を守ったり幸運を呼ぶ力があるとされています。
『ヘナの効果』
インドのアーユルヴェーダという伝承医学では何千年も前から薬草として利用されてきました。
殺菌作用、防腐作用、収れん作用、炎症を抑えたり
解熱効果やリラックス効果や睡眠が深くなったりナフトキノンという成分が
ホルモンバランスを整える作用もあります。
その上肝臓のデトックスや生理不順などにも効果があるとの報告があります。
ヘナには髪のトリートメント
(外気や紫外線から髪を守ってくれたり、キューティクルをコートしてくれたりする)
効果や、クセの強い方や髪が太い方は少しクセが収りやすくなり、乾燥やダメージでパサパサする方は艶や潤いを与え、細い髪の方はハリコシボリューム感アップとどんな髪質の方にも万能なトリートメントでもあり、
頭皮を清潔に保つため髪や地肌を健やかにしてくれます。
※ヘナの注意点※
100%天然のヘナやインディゴですが植物アレルギーの方はご利用いただけません。
心配な方は、事前にパッチテストをさせて頂きます。
天然の草木染めですので、
科学的に染めたカラーのような多種多様な色味もなければ短時間でしっかり染まるといったことはございません。
優しい自然の染め上がりをお楽しみください。
ヘナには脱脂作用があり頭皮や髪の油分を取ってしまうためへナショックと呼ばれる
ギシギシ、ゴワゴワな手触りになることがあります。
特にパーマやカラーなどで髪が傷んでいる場合に起こりやすく、
思ったようなトリートメント効果が得られない場合があるのです。
髪の痛みが気になる方は間隔を空けずに3,4回へナをして頂くと仕上がりが改善されていきます。
hair add natureではヘナショック緩和と染まり上がり向上のいためにオイルマッサージをしてからヘナを塗布します。インディゴはオイルとの相性が悪く、髪に油分が多いと発色が悪くなるため、
インディゴを使う場合はオイルマッサージは控えさせて頂きます。
『ヘナの後のシャンプー』
ヘナやインディゴの定着する2~3日はお湯洗いをしてください。ヘナには脱脂作用がありますので
へナをすることがシャンプーと同じ効果があるためへナ後のシャンプーは不要です。
どうしてもシャンプーしたい方は翌日以降に
あまりゴシゴシ洗いすぎないようにシャンプーしてください。
(トリートメントも同様に色素が定着しずらくなります。)
ヘナは繰り返すことで頭皮や髪質の改善します。
もし知らず知らずに科学的なものにストレスを感じて髪や頭皮が悲鳴をあげていたら・・・。